産婦人科では、経口避妊薬(ピル)、ミレーナ(避妊リング)、アフターピル等を用いた避妊を行うことができます。
原則、純粋に避妊目的であれば、自費の治療となります。月経困難症などの病気が主の場合、保険適応となります。
月経困難症に関してはこちらをご覧ください。
流山市で避妊に関するお悩みは、ファミール産院ながれやままでお気軽にご相談下さい。
低用量ピルは毎日服用する経口避妊薬で、最も確実性の高い避妊法の一つとされています。10代でも安全に使用でき、月経痛の軽減や月経周期のコントロール、ニキビの改善など避妊以外のメリットもあります。
ピルの中にも、いくつかの種類がありますが、まずは基本的なピルの仕組みについて解説します。
妊娠するまでには、まず卵巣でつくられた卵子が、精子と結合し、受精卵となります。その後、子宮内膜にて受精卵が成長すること、この2つの条件が必要です。
ピルは①排卵を抑制する効果と②子宮内膜を薄くして、受精卵が成長しにくくなることで、避妊効果を発揮します。
通常、黄体ホルモンや卵胞刺激ホルモンという女性ホルモンが分泌され、卵巣の卵子を成熟させることで排卵を促しています。この女性ホルモンが含まれるピルを服用すると、卵子の成熟が抑えられ、排卵されなくなります。
子宮内膜は、妊娠の準備のために毎月厚くなり、剝がれおちています。(いわゆる生理です)
ピルを服用している間は、既に排卵が終了しているため、妊娠の準備が必要ないと身体が判断し、子宮内膜が厚くならず、薄い状態のままで保つことができます。そのため、仮に排卵したとしても、子宮内膜で受精卵が成長できず妊娠を防ぐ効果があります。
ピルにはいくつか種類があります。一般の患者様にとってイメージしやすい用途で分けると、主に避妊で使用されるピル(自費)と治療で使用されるピル(保険適応)の2種類があります。
| トリキュラー | マーベロン | |
|---|---|---|
| 0.06~0.22 | パール指数(妊娠確率) | 0.085 |
| 三相性ピル | 分類 | 一相性ピル |
| 決まった色から服用 | 服用順番 | どの錠剤からも服用可能 |
| 吐き気・頭痛 | 副作用 | 吐き気・頭痛 |
| 生理不順の改善 | その他の効果 | ニキビの減少 |
避妊目的で使用されるピルは、原則自費扱いとなります。
当院ではトリキュラーとマーベロンを処方しております。いずれも、パール指数は1未満で高い避妊効果を発揮します。主な違いは、相性とその他の効果です。
ピルによっては錠剤によって含まれる薬剤の量が異なります。三相性とは一つのパッケージの中に3つの量の変化がついた薬剤です。一相性は、1つのパッケージの中が全て同一の薬剤量で構成された錠剤です。三相性は、自然なホルモンの変化に近いため、不正な出血が起こりにくいというメリットがあります。
また、ピルに含まれている黄体ホルモンは、副作用として男性ホルモンに近い働きをすることで、ニキビや肌荒れの原因になることもあります。
マーベロンは男性ホルモンの抑制効果を持つため、避妊効果のほかにニキビの改善効果が期待できます。
| 世代 | 主な薬剤 | 有効成分 |
|---|---|---|
| 第一世代 | ルナベルULD、フリウェルULD、ルナベルLD、フリウェルLD | |
| 第二世代 | ジェミニーナ | |
| 第三世代 | ||
| 第四世代 | ヤーズ、ヤーズフレックス、ドロエチ |
月経困難症の症状に適したホルモンが含まれた薬剤です。生理痛の軽減や子宮内膜症の治療に使用します。それぞれにホルモンの種類や配合量の差・副作用に違いがあり、医師が症状ごとに変えて処方しています。
避妊、という目的での効果については、保険適応のピルも作用は似ているため、避妊効果はあります。あくまで、避妊目的での処方は保険適応外となるため、使用されていません。
また、薬剤名の後にULDがつくものに関しては、避妊効果が少ない場合があるので注意が必要です。
妊娠する確率を表す指数にパール指数という数値があります。パール指数が1の場合は1年間で100人の女性のうち1人が妊娠すると考えてください。
よく処方されているフリウェルULDはパール指数が2.98であり、100人のうち3人程度が望まない妊娠をする可能性があります。

性交後の緊急避妊ピルは、性交後72時間以内にホルモン剤を1回服用して妊娠を防ぐ方法です。日本産婦人学会の治療ガイドラインには、妊娠阻止率は90.8%とされています。
当院ではノルレボという薬のジェネリックを使用しています。1日1回の服用で効果を発揮します。
ただし、一時的にホルモンバランスが大きく変動します。連続した緊急避妊薬の服用は効果が得られない場合もあるため、あくまで緊急手段としてお考え下さい。
早く飲むほど、効果が高まるため、24時間以内の内服が望ましいです。下記に心当たりのある方はお早めに受診してください。

〒270-0121 千葉県流山市西初石4丁目1417-5
| 受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 9:00 - 11:30 | ○ | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― |
| 午後 14:00 - 16:30 | ○ | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― |
| 午前 9:00 - 11:30 |
午後 14:00 - 16:30 |
|
| 月 | ○ | ○ |
| 火 | ○ | ○ |
| 水 | ○ | ○ |
| 木 | ― | ― |
| 金 | ○ | ○ |
| 土 | ○ | ○ |
| 日 | ― | ― |